【概要】

原案：ほりかわけんじ　作：ごみたこずえ

一般社団法人地域発信力研究支援センター（PARUS）による富山県南砺市の地域振興プロジェクト「桜ヶ池ファミリア」の実現を目指して製作された。

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ずっと大昔、キルマという巨大な魔物が池を中心に巨大な巣を作った。キルマは巣の中に生き物を生み、その生き物たちはエレマ村をつくった。巣の中はずっと冬だった。エレマ村をぐるりと囲む巣には千年もの間雪が降り積もり、天に尾根を突き出す山となった。その山を越えようとするものはキルマに食べられてしまい、生きて帰って来るものはいなかった。村人達はその山を「魔の山」と呼んだ。

この物語は、そのエレマ村に春が生まれた物語、そして、その春をもたらした勇者達の物語。

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